劇場版 幻想魔伝 最遊記  〜選ばれざる者への鎮魂歌〜

2001年9月14日


公開された時から行こうか、行くまいかすごく迷っていた映画です。
アニメイトでみた、告知用のビデオを観て、
「え?裏切り?え?あれって、八戒?!何?なんなんだ?」
と、この告知を観ていなかったら、きっと行かなかったでしょう。(^^;

が、しかし、なかなか行くタイミングがなく、このまま行かないで終ってしまいそうだったんですが、
たまたま、有休を14日に取ったんでよし、一人でもいいからとにかく観にいこう!
と決め、お休みを取ったまではいいんですが・・・。詳しく公開されている劇場を調べて
おかなかったのが悪いんですが、行こうと思っていた劇場では公開されておらず、
もう一箇所、近くの劇場はこの日が実は公開最終日・・・。(汗)しかも、10時からの
一回限り。(泣)これを逃したら大変〜。

・・・と言うことで、早めに一緒に行くことになった天鳥さんと合流。
平日だし、混まないよね〜・・・でも、最終日だしなぁ・・・と思っていたんですが、
やはり平日、ガラガラでしたね。(苦笑)
一番後ろのど真ん中に座ってゆったりと観れました。(^^;

で、映画はコマーシャルも何にもなしにいきなり始まりました。(苦笑)
いきなり戦いのシーン。でもでも、動きがよく、しかもすごく音楽にぴったりなんですよ〜。
全編通してそうだったんですが、音楽がすごく良かった!!
最遊記の映画の場面の雰囲気にぴったりで。
戦闘のシーン、くつろいでいるシーンなど、すごく合ってました。

映画になっても、悟空と悟浄は相変わらずで、三蔵も八戒もそのままでよかったです。
八戒、かっこい〜vv
お話は朋蘭という女の子と出会う事からすべてが始まります。
朋蘭の命を助けた事で朋蘭が仕えているというお屋敷に案内され、もてなされます。
しかし、このお屋敷こそ、すべての悪夢の始まりだったのです・・・。
悟浄が八戒(偽者でしたが)に刺されてしまったり、八戒は八戒で
死んだはずの花喃を目の前に出され、思い出したくない思い出を引きずりだされてしまった
上、悟空の偽者にやられてしまうし・・・。(泣)

すべての引き金は、三蔵の身の回りを世話していた小坊主(?)道雁の歪んだ想いが
起こしたものでした。
三蔵の供として、一緒に旅に行きたかった道雁は強くなれればきっと三蔵は一緒に
連れて行ってくれる・・・そう信じていた道雁は八戒と同じように妖怪を千匹倒し、
自ら、妖怪になり、その血で髪を赤く染め、悟浄や八戒と同じになろうとした・・・。
ただただ、三蔵の元に居たいがために・・・。

道雁によって全滅させられた一族の生き残り、それが朋蘭だった・・・。
朋蘭は自分の命と引き換えに三蔵達を助けてくれます。
人間と妖怪の間の子供だった朋蘭。でも、朋蘭は幸せだったと。
悲しかったですね・・・。このシーン。(;;)

道雁もただ三蔵が好きだっただけなのに、どこかで違ってしまったんでしょうね・・・。
ある意味、かわいそうな人だと思います。この人も。

道雁役は置鮎龍太郎さん。・・・かなりいっちゃってましたね。(苦笑)
でも、この方、こういう役すごくうまいです。ちょっといっちゃってる方の役。(^^;
エルハザードもそうだったしなぁ・・・。
朋蘭は矢島晶子さん。パッフィーだ〜〜vv(古い)カワイかったです。
もちろん、関さんも保志さんも平田さんも石田さんもかっこ良かったです〜〜。(^^)

お話の説明にはなってないと思います、すんません。(−−;
でも、観にいってよかったです。はい。

・・・でも、これを観にいってしまったために、この日にあったレントゲンの再検査に
行くことが出来ず、病院まで行くことに・・・。(滝汗)
やだなぁ・・・。(^^;