魔道王グランゾート
1989(?)年TV放送
メインキャスト
遥 大地:松岡洋子/ガス:松田辰也/ラビ:安達 忍
V−メイ:鈴木れい子/グリグリ:林原めぐみ/グランゾート:大滝進矢
かれこれ、10年以上前に放送されたTVアニメです。
ワタル(第一期)の後番組として放送されてます。
原作は矢立肇さんと、広井王子さん、キャラクターデザインは芦田豊雄さん、吉松孝博さん
(サムシング吉松さんですね。)、上杉恵美子さん、メカニカルデザインが大河原邦男さん、
音楽が田中公平さん、総監督は井内秀治さんと、今考えると凄く豪華な(?)
メンバーがそろってるんですよね。この番組。(^^;
今年(2002年)6月から、一年間の限定生産、ということでDVDが発売されました。
あらすじ
地球に住む主人公、大地は町内の商店街の福引で当たった(笑)月旅行の
旅に出発します。・・・この世界での月は、数年前に何故か地表に重力と空気ができて、
移住可能な土地になりました。そこへ夢だった月旅行に来る途中のTVで、
月には『うさぎ人間』という、耳の長い人がいるらしい、というニュースを見ていた大地。
月に着くと大地は自分で作った『ジェットボード』(スケボーに小型エンジンがついているもの)を
持ち、月の上を走り回ります。・・・そんな時、ふと周りを見たとき、大地は見つけます。
『うさぎ人間』を・・・。
とりあえず、観た所までで自分の好きな話をセレクトしていきます。
お暇でしたら、読んでみてくださいね。
第1話『魔法の月から顔がでた!』 第3話『ガスくん風にのる!』 第6話『一発勝負!水上コマ回し』 |
・・・とりあえず、この3話ですべての魔道王がよみがえります。第1話は大地がまず、 グランゾートを、次にガスがウインザートを、そして、最後にラビがアクアビートを よみがえらせます。・・・この3体は、それぞれ『魔道機』(だったかな?)でそれぞれの 魔法陣を描かなくてはいけないんですが、この魔法陣の描かれるシーンが凄く かっこよくて好きです。・・・ただ、グランゾートは大地を司っているので、広い場所が あれば魔法陣を描くことができるんですが、他の2体は、ガスの場合、風を司って いるので、風が吹いていないとだめ、ラビは水を司る魔道王なので、大きな池みたいな ものがないと、魔法陣が描けないんですよね〜。(苦笑)やはり、これは主人公の 特権か。(笑)数年ぶりに見たグランゾートは最初鳥肌立ちました。(笑)今見ても すごく面白いですよ。これ。グリグリという子は、ワタルで言う『ヒミコ』的存在ですが、 ヒミコよりこのグリの方が上を行くと思います。(笑)グリも魔法が使えるんですが、 そのほとんどは大好きなにんじんを出すため。(爆笑)そして、そのにんじんが大の 苦手な大地は、にんじんをみるたび、大声張り上げてます。(笑)そんな、なにげない やり取りも、このグランゾートは面白いと思ってます。 |
第23話『お日さまが消えてゆく』 第24話『ふりだしにもどる!?』 第25話『かぐや姫をさがせ!』 第26話『スーパーはつよい!』 第27話『ただいま!ラビルーナ』 |
この5話でグランゾートは新たな局面をむかえます。敵である『邪道族』の『邪道王』に 乗るシャマン、エヌマ、ナブーによって大地たちは日食を利用されて、闇の空間へと 飲み込まれてしまいます。その中でグランゾートは最後の力を振り絞り、大地達を 『太陽王』の元へと送ります。そこで太陽王はグランゾートが大地達を助けるために 力を使い果たし、太陽王の元へと運んできたと言うこと、その為にグランゾートは 力を使い果たした為に眠りについたこと、そして、その眠りを覚ますためには、 『ゾーラクラウン』というものが必要な事を大地達に伝え、大地達は月の表面、 月の内側の世界であるラビルーナから出されてしまいました。『ゾーラクラウン』の 事が何の事だかさっぱり見当もつかない大地たちの前に、またしても邪道族が 現れます。グランゾートを呼べない大地にかわり、ガス、ラビが力を合わせ、 邪道族を倒すと、そこに一人の老人がいました。名前はニジンスキー博士。月の 裏側にあるという世界を信じ、研究しているという考古学の博士でした。 その博士の協力を得、大地達はゾーラクラウンを見つけ、ラビルーナに帰っていき ます。 とまぁ、こんな感じで進んでいくんですが、ここで、登場したのが新しいグランゾート、 スーパーグランゾートです。普通の時は赤が基調になってデザインされていたのが、 これは白がベースで、ふち等には赤が使われていて、かっこいいんですよ〜。(^^) 月の表面に出てしまった3人ですが、もともと乗り気ではなかったラビが、ここにきて もう、ラビルーナには行かない。と言い出します。いつもなんだかんだ言ったって、 ここまでやって来れたじゃないか!という大地たちの声も届かず、ここに残ると言う ラビに大地はパンチをお見舞いします。(苦笑)そして、もうこんな奴ほっておけ! という大地と一緒に行くガスは、『私はラビくんを信じています。』と。大地も『最初は やな奴って思ってたけど、一緒に旅をするうちに案外いい奴なんだってわかった、 おまえとなら仲間になれるって思ったんだ・・・』という大地。3人が分裂してしまいそう な時、邪道族が現れ、ガスは苦戦をしいられます。それをテレビで見ていたラビは 見ていられなくなり、ガスを助けに来ます。そして、倒したあと、どうすればまた一緒に 来てくれるかと言う言葉にラビは『借りはかえす』と言って、大地を見ます。 大地は自分が殴られればそれでラビの気がすむのならと、素直に殴られます。(^^; ・・・でも、殴られた大地にすっと手を貸したラビ。そして、また3人で仲間として やっていくという新たな出発点なんだ、と思わせられるシーンで好きです。 しかし、ラビルーナを出されてしまい、どうしたらいいのかと考えているのに、 暗くならないで、いつもの明るさを持ちつづける3人は、本当に強いなぁと思います。 ニジンスキー博士の事を、『にんじんすき博士!?』と聞き間違え、そのまま博士が 登場している間中、結局直される事はなかったですね〜。(^^; |